Solaris 10 6/06 ご使用にあたって

付録 C 日本語環境に関する情報

日本語キーボードに関する注意事項

x86 上で日本語 type6 キーボードの日本語 on-off キーが動作しない (2138645)

kdmconfig で Japanese(106) を選ぶと Japaese 106/type7 用のキーテーブルが使われます。日本語 type6 キーボードを使用するには bootenv.rcファイルから次の内容をコメントアウトしてからリブートしてください。


/boot/solaris/bootenv.rc
:
#setprop kbd-type 'Japanese(106)'

日本語入力方式に関する注意事項

x86 上で日本語 type6 キーボードの日本語 on-off キーが動作しない (2138645)

ATOK for Solaris の候補文字がバックグラウンドの色と識別しづらく見にくい場合があります。候補文字のバックグランドの色は次の方法で変更できます。

$(HOME)/.atokx2client.cf というファイルを新規に作成し、次の内容を追加します。


[Candidate/UI] 
SelectColor=2,0xffff,0,0

この例では候補文字のバックグランドの色を、赤(0xffff), 緑(0x0), 青(0x0) に変更します。なお、これはサポートされた方法ではありません。

Wnn6 から ATOK for Solaris への移行

wnn6setup などで使用していた Wnn6 を ATOK for Solaris に移行する場合には、$(HOME)/.dtprofile から次の行を削除します。次回のログインから ATOK for Solaris を使用することができます。


# Launch the X Input Method Server.
if [ "_$DTSTARTIMS" = "_True" ]; then
    _sunximswm="dtwm"
    _file=/usr/openwin/lib/locale/$LANG/imsscript/S509Wnn6
    if [ -f $_file ]; then
        . $_file
    fi
    unset _sunximswm _file
fi
###==- Generated by wnn6setup to launch XIM for Japanese. == END == -==###