Solaris 10 IBM BladeCenter サーバーインストールガイド

はじめに

このマニュアルでは、IBM BladeCenter サーバーに Solaris 10 1/06 リリース以降の SolarisTM 10 オペレーティングシステム (Solaris OS) をインストールする方法を説明します。


注 –

このマニュアル内の情報および手順は、x86 プラットフォーム版の Solaris OS のみに適用されます。


このマニュアルには、システムハードウェアや周辺装置を設定する手順は記載されていません。IBM BladeCenter サーバーのハードウェア固有の情報については、http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/bladecenter/ を参照してください。

対象読者

このマニュアルは、IBM BladeCenter サーバーへの Solaris OS のインストールを担当するシステム管理者を対象としています。

このマニュアルには次の情報が含まれています。

関連情報

次の表に、Solaris ソフトウェアをインストールする際に参考となる関連情報の一覧を示します。

表 P–1 関連情報

インフォメーション 

説明 

『Solaris 10 の概要』

この Solaris リリースの新機能が解説されています。 

『Solaris 10 ご使用にあたって』

Solaris リリースに関する、バグ、既知の問題、提供されなくなったソフトウェア、パッチなどが解説されています。 

『Solaris 10 パッケージリスト』

Solaris 10 OS に含まれるパッケージの一覧と説明です。 

『Solaris ハードウェア互換リスト』

サポート対象ハードウェアの情報とデバイス構成が解説されています。 

『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』

システムファイルをバックアップする方法が解説されています。 

第三者の関連する Web サイトの参照


注 –

このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。


マニュアル、サポート、およびトレーニング

Sun の Web サイトでは、次のサービスに関する情報も提供しています。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P–2 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 

system% su

password:

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、rm filename と入力します。

『 』 

参照する書名を示します。 

『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 

「 」 

参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 

第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 

 


sun% grep `^#define \

  XV_VERSION_STRING'

コード例は次のように表示されます。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。