Solaris 10 IBM BladeCenter サーバーインストールガイド

6445356: IBM BladeCenter HS20 サーバーで、Xsun -probe によりサーバーがクラッシュするために Solaris OS のインストールができない

説明: Xsun -probe コマンドは、Solaris OS のインストール中に PCI バスを列挙するとき、使用できる可能性のあるすべての PCI デバイスと機能の PCI 構成空間を読み取ります。一部の BladeCenter ハードウェアは、機能 0 と 2 だけをサポートします。機能 1 へのアクセスが行われると、マスク不可割り込み (NMI) が発生し、管理プロセッサによりマシンのリブートが実行されます。

この問題は、BladeCenter HS20 サーバー、モデル 7981 で発生します。

回避方法: BladeCenter サーバーのシステム BIOS を更新して、「Reboot on NMI」オプションを無効にします。

    次の手順を実行します。

  1. BladeCenter サーバーの電源をオンにします。

  2. 「Press F1 for Configuration/Setup」が表示されたら F1 を押します。

  3. 「Advanced Setup」->「Baseboard Management Controller (BMC) Settings」->「Reboot System on NMI」の順に選択します。

  4. 右矢印キーまたは左矢印キーを押して、「Disabled」オプションを選択します。

  5. Esc キーを 2 回押します。

  6. 「Save Settings」を選択します。

  7. 表示される指示に従って、インストール手順を実行します。

    次のメッセージが表示されると、システムがハングアップしたように見えます。


    rebooting..
  8. 次のいずれかを実行します。

    • CD を取り出し、手動でシステムの電源を切ってすぐに入れ直します。

    • CD を取り出し、BladeCenter 管理モジュールでシステムの電源を切ってすぐに入れ直します。

  9. インストールが完了したら、システムにログインします。