Trusted Extensions で使用するデスクトップは保護されています。ラベルは、保護されていることを視覚的に示します。アプリケーション、データ、および通信にラベルが付きます。
デスクトップには、共通デスクトップ環境 (CDE)および Sun Java Desktop System のトランステッドバージョンがあります。
Solaris Trusted Extensions (CDE) – CDE のトラステッドバージョンです。このデスクトップは、シングルレベルセッションおよびマルチレベルセッションで有効です。CDE を使い慣れている場合、またはサイトポリシーでこのデスクトップを使用する必要がある場合は、Trusted CDE デスクトップを使用してください。
Solaris Trusted Extensions (JDS) – Java Desktop System, Release number のトラステッドバージョンです。このデスクトップは、シングルレベルセッションおよびマルチレベルセッションで有効です。Trusted JDS には、画面拡大機能などのアクセシビリティー機能があります。GNOME や Java Desktop System を使い慣れている場合、またはサイトポリシーでこのデスクトップを使用する必要がある場合は、このデスクトップを使用してください。ファイルのラベルを変更する権限があり、ファイルをドラッグ & ドロップしてラベルを変更する予定の場合、このデスクトップを使用しないでください。ファイルをドラッグ & ドロップしてラベルを変更するには、Trusted CDE デスクトップを使用してください。
ログイン画面にはラベルが付きません。ログインプロセスでは、実行するセッションのラベルを設定する必要があります。ラベルを選択すると、デスクトップ、そのウィンドウ、およびすべてのアプリケーションにラベルが付きます。さらに、セキュリティーに影響を与えるアプリケーションは、保護されていることがトラステッドパスインジケータによって示されます。