Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド

Procedure特定のラベルのワークスペースを追加する

Trusted Extensions では複数のワークスペースラベルを設定できるので、同じセッション内で複数のラベルで作業するのに便利です。両方のデスクトップで、最下位ラベルにワークスペースを追加できます。Trusted CDE では、既存のワークスペースのラベルでワークスペースを追加できます。


ヒント –

Trusted CDE では、ワークスペースのラベルを反映するように、それぞれのワークスペースボタンの名前を変更します。


現在のワークスペースのラベルを変更するには、「ワークスペースのラベルを変更する」を参照してください。

始める前に

マルチレベルセッションにログインしている必要があります。

  1. Trusted JDS で最下位ラベルにワークスペースを作成するには、次の手順に従います。

    1. ワークスペースパネルの上でマウスボタン 3 をクリックします。

    2. メニューから「設定 (Preferences)」を選択します。

    3. 「ワークスペースの数」フィールドの数を増やします。

      ワークスペースが最下位ラベルで作成されます。このダイアログボックスを使用して、ワークスペースに名前を付けることもできます。名前がツールチップに表示されます。


      注 –

      Trusted JDS では、異なるラベルでワークスペースを追加するには、ワークスペースパネルを選択してそのラベルを変更します。詳細は、「ワークスペースのラベルを変更する」を参照してください。


  2. Trusted CDE で最下位ラベルにワークスペースを作成するには、次の手順に従います。

    1. ワークスペーススイッチ領域でマウスボタン 3 をクリックします。

    2. メニューから、「ワークスペースの追加 (Add Workspace)」を選択します。

      ワークスペースが最下位ラベルで作成されます。

    3. (省略可能) ワークスペースの名前を変更します。

  3. Trusted CDE で既存のワークスペースのラベルにワークスペースを作成するには、次の手順に従います。

    1. ワークスペースボタンの上でマウスボタン 3 をクリックします。

    2. メニューから、「ワークスペースの追加 (Add Workspace)」を選択します。

      ワークスペースボタンのラベルでワークスペースが作成されます。