Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド

Procedureラベル付きワークスペースにファイルを表示する

ファイルを表示するには、Solaris システムでの Trusted CDE または Trusted JDS で使用するものと同じアプリケーションを使用します。複数のラベルで作業している場合は、ワークスペースのラベルのファイルのみが表示されます。

  1. Trusted CDE のワークスペースで、端末ウィンドウまたはファイルマネージャーを開きます。

    • 端末ウィンドウを開き、ホームディレクトリの内容を一覧表示します。

      背景でマウスボタン 3 をクリックします。ワークスペースメニューから、「ツール (Programs)」->「端末エミュレータ (Terminal)」の順に選択します。

    • フロントパネルで、ファイルマネージャーをクリックします。

      図 3–3 ラベルの付いたファイルマネージャー

      画面は、PUBLIC のラベルが付き、格納されているファイルが表示されたファイルマネージャーを示しています。

      ファイルマネージャーは、そのラベルのホームディレクトリの内容を示した状態で表示されます。

      ファイルマネージャーは、現在のワークスペースと同じラベルで開きます。このアプリケーションでは、同じラベルのファイルのみにアクセスできます。別のラベルのファイルの表示に関する詳細は、「コンテナとラベル」を参照してください。

  2. Trusted JDS のワークスペースで、端末ウィンドウまたはファイルブラウザを開きます。

    • 端末ウィンドウを開き、ホームディレクトリの内容を一覧表示します。

      背景でマウスボタン 3 をクリックします。メニューから、「端末エミュレータを開く (Open Terminal)」を選択します。

    • デスクトップのドキュメントフォルダ、またはこのコンピュータフォルダをダブルクリックします。

      これらのフォルダがファイルブラウザに表示されます。ファイルブラウザアプリケーションは、現在のワークスペースと同じラベルで開きます。このアプリケーションでは、同じラベルのファイルのみにアクセスできます。別のラベルのファイルの表示に関する詳細は、「コンテナとラベル」を参照してください。