SecCompany 社の情報の機密保護の担当責任者は、可能な限りあらゆる方法を利用してラベルの必要性を説いています。しかし、その必要性を理解しない従業員もいます。それを忘れたり、無視したりする従業員もいます。ラベルが正しく使用された場合でも、その情報が常に正しく扱われ、保管され、配布されているとは限りません。たとえば、Registered 扱いの情報でさえも、だれもいないところに見つかることのあることが報告されています。Registered 扱いの情報のコピーが、コピー機やプリンタの横に置いてあったり、休憩室やロビーに置いてあったりするのです。
法務部門では、従業員の意識に全面的に頼らずに、情報が適切にラベル付けされる確実な方法を求めています。システム管理者は、次のことを制御するためのより良い方法を求めています。
機密情報をだれが参照または変更できるか
どの情報をどのプリンタに出力するか
プリンタ出力をどのように扱うか
さまざまなセキュリティーレベルの電子メールが会社の内外にどのように配信されるか