Solaris Trusted Extensions ラベルの管理

Procedure最下位の機密保護の格付けを設定する

minimum protect as classification (最下位の機密保護の格付け) によって、指定された最下位の格付け以上のすべてのプリンタ出力が保護されます。低レベルの情報を高位のラベルで保護しなければならない場合、サイトセキュリティーポリシーでこの設定が必要になることがあります。

始める前に

大域ゾーンでセキュリティー管理者役割になります。

  1. minimum protect as classification (最下位の機密保護の格付け) を設定します。

    この格付けは、エンコーディングファイルの ACCREDITATION RANGE セクションで定義します。

  2. label_encodings ファイルを分析し、検証する」に進みます。


例 4–9 label_encodings ファイルの最下位の機密保護の格付け

この例は、minimum protect as classification (最下位の機密保護の格付け) を示します。この格付けは、label_encodings.simple ファイルの ACCREDITATION RANGE セクションで定義されています。この設定によって、INTERNAL ラベルのファイルの印刷で、バナーページとトレーラページに NEED_TO_KNOW が表示されます。


minimum protect as classification= NEED_TO_KNOW;