この構成では、ホストのアドレスは大域ゾーンにのみ適用されます。ラベル付きゾーンは、別の IP アドレスを大域ゾーンと共有します。
大域ゾーンでスーパーユーザーになります。システムにはすでに 2 つの IP アドレスが割り当てられています。Trusted CDE ワークスペースにアクセスします。
Trusted_Extensions フォルダに移動します。
「論理インタフェースの共有」アクションをダブルクリックして、プロンプトに応答します。
システムにはすでに 2 つの IP アドレスが割り当てられていなければなりません。このアクションのために、2 つめのアドレスとそのアドレスのホスト名を入力します。2 つめのアドレスが共有アドレスです。
Hostname: Type the name for your labeled zones interface IP Address: Type the IP address for the interface |
このアクションによって、複数の IP アドレスを持つホストが構成されます。大域ゾーンの IP アドレスが、そのホストの名前です。ラベル付きゾーンの IP アドレスは、別のホスト名です。さらに、ラベル付きゾーンの IP アドレスが大域ゾーンと共有されます。この構成を使用すると、ラベル付きゾーンがネットワークプリンタにアクセスできます。
ラベル付きゾーンには標準的な命名規則を使用してください。たとえば、ホスト名に -zones を追加します。
(省略可能) 端末ウィンドウでこのアクションの結果を確認します。
# ifconfig -a |
たとえば、次の出力は、ラベル付きゾーンのネットワークインタフェース 192.168.0.12 の共有論理インタフェース hme0:3 を示しています。hme0 インタフェースは、大域ゾーンの一意の IP アドレスです。
lo0: flags=2001000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv4,VIRTUAL> mtu 8232 index 1 inet 127.0.0.1 netmask ff000000 ether 0:0:00:00:00:0 hme0: flags=1000843<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 2 inet 192.168.0.11 netmask fffffe00 broadcast 192.168.0.255 hme0:3 flags=1000843<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 2 all-zones inet 192.168.0.12 netmask fffffe00 broadcast 192.168.0.255 |