Solaris Trusted Extensions インストールと構成 (Solaris 10 11/06 および Solaris 10 8/07 リリース版)

ProcedureLDAP 用に Directory Server の情報を収集する

  1. 次の項目の値を決定します。

    各項目は、Sun Java Enterprise System のインストールウィザードに表示される順序で記載されています。

    インストールウィザードのプロンプト 

    対応または情報 

    Sun Java System Directory Server version

    「管理者ユーザー ID」 

    デフォルト値は「admin」です。

    「管理者ユーザーパスワード」 

    admin123」のようなパスワードを作成します。

    「ディレクトリマネージャ DN」 

    デフォルト値は「cn=Directory Manager」です。

    「ディレクトリマネージャパスワード」 

    dirmgr89」のようなパスワードを作成します。

    「Directory Server ルート」 

    デフォルト値は「/var/opt/mps/serverroot」です。プロキシソフトウェアをインストールする場合、このパスはあとでも使用されます。

    「サーバー識別子」 

    デフォルト値はローカルシステムです。 

    「サーバーポート」 

    Directory Server を使用して標準的な LDAP ネームサービスをクライアントシステムに提供する場合は、デフォルト値「389」を使用します。

    Directory Server を使用してプロキシサーバーの今後のインストールをサポートする場合は、「10389」など標準以外のポートを入力します。

    「サフィックス」 

    dc=example-domain,dc=com」のように、ドメイン構成要素を含めます。

    「管理ドメイン」 

    example-domain.com」のように、サフィックスに対応させて作成します。

    「システムユーザー」 

    デフォルト値は「root」です。

    「システムグループ」 

    デフォルト値は「root」です。

    「データの保存場所」 

    デフォルト値は「このサーバーに設定データを保存します。」です。

    「データの保存場所」 

    デフォルト値は「このサーバーにユーザー/グループデータを保存します。 」です。

    「Administration Port」 

    デフォルト値はサーバーポートです。デフォルトを変更するために推奨される慣例は、ソフトウェアバージョンに 1000 を掛けた数値です。ソフトウェアバージョン 5.2 の場合、この慣例ではポート 5200 になります。