Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

Procedureログイン用のシリアル回線を構成する

始める前に

大域ゾーンでセキュリティー管理者役割になります。

  1. ファイルの有効範囲で Solaris 管理コンソールを開きます。

    図 17–1 Solaris 管理コンソールのシリアルポートツール

    ファイルの有効範囲の Trusted Extensions ツールボックスのナビゲーション区画を示すウィンドウ。「デバイスおよびハードウェア」ノードが表示されています。

  2. 「デバイスおよびハードウェア」で、「シリアルポート」にナビゲートします。

    求められたらパスワードを入力します。 オンラインヘルプに従って、シリアルポートを構成します。

  3. デフォルトのラベル範囲を変更するには、デバイス割り当てマネージャーを開きます。

    デフォルトのラベル範囲は、ADMIN_LOW から ADMIN_HIGH までです。


例 17–2 シリアルポートのラベル範囲の制限

シリアルログインデバイスを作成後、セキュリティー管理者はシリアルポートのラベル範囲をシングルラベル Public に制限します。管理者は、「デバイス管理」ダイアログボックスで次の値を設定します。


Device Name: /dev/term/[a|b]
Device Type: tty
Clean Program: /bin/true
Device Map: /dev/term/[a|b]
Minimum Label: Public
Maximum Label: Public
Allocatable By: No Users