Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

ProcedureTrusted Extensions で Device_Clean スクリプトを追加する

デバイスの作成時に device_clean スクリプトが指定されていない場合、デフォルトスクリプトの /bin/true が使用されます。

始める前に

使用可能なデータをすべて物理デバイスから削除し、成功の場合は 0 を返すスクリプトを用意します。リムーバブルメディアを使用するデバイスの場合、メディアの取り出しをユーザーが行わないと、代わりにスクリプトが試行します。メディアが取り出されない場合、スクリプトによってデバイスは割り当てエラー状態になります。要件については、device_clean(5) のマニュアルページを参照してください。

大域ゾーンで、システム管理者役割になっている必要があります。

  1. スクリプトを /etc/security/lib ディレクトリにコピーします。

  2. 「デバイス管理」ダイアログボックスで、スクリプトへのフルパスを指定します。

    1. デバイス割り当てマネージャーを開きます。

    2. 「デバイス管理」ボタンをクリックします。

    3. デバイスの名前を選択し、「構成」ボタンをクリックします。

    4. 「clean プログラム」フィールドに、スクリプトへのフルパスを入力します。

  3. 変更を保存します。