ゾーンは、大域ゾーンと IP アドレスを共有しないようにします。大域ゾーンで、システム管理者役割になっている必要があります。
ワークスペースを追加します。
詳細は、『Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド』の「特定のラベルのワークスペースを追加する」を参照してください。
新しいワークスペースのラベルを、そのラベルのプリンタサーバーとなるゾーンのラベルに変更します。
詳細は、『Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド』の「ワークスペースのラベルを変更する」を参照してください。
接続するプリンタの特性を定義します。
ゾーンに接続されている各プリンタにプリンタモデルスクリプトを割り当てます。
モデルスクリプトが、指定したプリンタでバナーページとトレーラページをアクティブにします。
スクリプトの選択については、「プリンタモデルスクリプト」を参照してください。プリンタのドライバ名が Foomatic で始まる場合は、foomatic のモデルスクリプトを 1 つ指定します。次のコマンドを使用します。
$ lpadmin -p printer -m model |
接続されているプリンタは、そのゾーンのラベルでのみジョブを印刷できます。
プリンタをテストします。
Solaris 10 7/10 リリース以降、管理ラベルつまり ADMIN_HIGH、ADMIN_LOW のいずれかが付いたファイルでは、印刷時の本文ページに ADMIN_HIGH が印刷されます。label_encodings ファイル内のもっとも高い値のラベルとコンパートメントが、バナーページとトレーラページにラベル付けされます。
root として、および一般ユーザーとして、次の手順を実行します。
ラベル付き出力を禁止する – 「Trusted Extensions の印刷制限の引き下げ (作業マップ)」