label_to_str() ルーチンは、ラベルの読み取り可能バージョンを提供します。M_LABEL 変換タイプは、そのラベルで格付けされている文字列を返します。M_INTERNAL 変換タイプは、格付けされていない文字列を返します。格付けされた文字列バージョンは、通常、ウィンドウなどの表示用に使用します。格付けされた文字列は格納に適さない場合があります。印刷のために、いくつかの変換タイプが提供されています。すべての印刷用タイプは、文字列が示すラベルで格付けされる読み取り可能文字列を示します。
conversion_type パラメータはラベル変換のタイプを制御します。次は、conversion_type の有効な値ですが、変換のすべてのタイプが両方のレベルタイプに有効ではありません。
M_LABEL は、ラベルのタイプ (機密ラベルまたは認可上限) に基づくラベルの文字列です。このラベル文字列はラベルのレベルで格付けされるので、共通オブジェクトで格納する場合は安全でありません。たとえば、CONFIDENTIAL などの M_LABEL 文字列は、ラベルの単語が格付けされることが多いので、共通ディレクトリに格納するのは安全ではありません。
M_INTERNAL は、格付けされていない表現のラベル文字列です。この文字列は、共通オブジェクトで格納する場合に安全です。たとえば、0x0002-04-48 などの M_INTERNAL 文字列は、LDAP データベースに格納する場合に安全です。
M_COLOR は、セキュリティー管理者がラベルに関連付けた色を表す文字列です。ラベルと色の関連付けは、label_encodings ファイルの LOCAL DEFINITIONS セクションに格納されます。
PRINTER_TOP_BOTTOM は、バナーページおよびトレーラページの最上部ラベルと最下部ラベルとして使用される文字列です。
PRINTER_LABEL は、バナーページのダウングレード警告として使用される文字列です。
PRINTER_CAVEATS は、バナーページの警告のセクションに使用される文字列です。
PRINTER_CHANNEL は、バナーページの処理チャネルとして使用される文字列です。