tsol_lbuild_create() ルーチンは、ウィジェットのいずれも、コールバック関数、および NULL で終わる一連の名前と値のペアを受け入れます。名前が操作を表します。ルーチンは型 ModLabelData の変数を返します。
次に、tsol_lbuild_create() ルーチンによって受け入れられる情報について説明します。
ウィジェット – ラベルビルダーは、いずれのウィジェットからもダイアログボックスを作成できます。
コールバック関数 – 「OK」ボタンがクリックされると、コールバック関数が起動されます。このコールバック関数はアプリケーション固有の動作を提供します。
名前と値のペア – ペアの名前 (左) 側は拡張操作を指定し (「拡張ラベルビルダー操作」を参照)、値 (右) 側はその値を指定します。値は列挙型定数である場合があります。それ以外の場合は、値を指定します。ペアの指定順序は任意ですが、指定するすべての操作に有効な値が必要です。
戻り値は、作成したダイアログボックスに関する情報を含むデータ構造体です。情報の元は、tsol_lbuild_create() 入力パラメータおよび実行時のユーザーアクティビティーです。ラベルビルダーは、値が指定されていない一部のフィールドにデフォルト値を提供します。
プログラムによってこの名前と値のペアの情報にアクセスして変更するには、tsol_lbuild_get() ルーチンおよび tsol_lbuild_set() ルーチンを使用します。データ構造については、「ModLabelData 構造体」を参照してください。
次の例は、tsol_lbuild_create() ルーチンの呼び出しです。
data= tsol_lbuild_create(form, callback_function, LBUILD_MODE, LBUILD_MODE_SL, LBUILD_TITLE, "Building a Label", LBUILD_VALUE_SL, sl_label, LBUILD_VIEW, LBUILD_VIEW_EXTERNAL, LBUILD_X, 200, LBUILD_Y, 200, LBUILD_USERFIELD “/export/home/zelda”, LBUILD_SHOW, FALSE, NULL);