Solaris オペレーティングシステムの初心者でも、熟練したユーザーでも、オンラインのマニュアルページを使ってシステムおよびその機能に関する情報を入手できます。マニュアルページの目的は、「これは何をするのか」という質問に簡潔な答えを提供することです。通常、マニュアルページには、リファレンスマニュアルの内容が含まれています。これは、チュートリアルとして使用するためのものではありません。
次に、Trusted Extensions の各マニュアルページセクションを示します。
セクション 1 では、Solaris Trusted Extensions ソフトウェア独自のコマンドについて説明します。このセクションには、CDE の機能を拡張する dtappsession のマニュアルページが含まれています。
セクション 1M では、システムの保守および管理で主に使用する Trusted Extensions のコマンドについて説明します。
セクション 2 では、Trusted Extensions のシステムコールについて説明します。
セクション 3TSOL では、Trusted Extensions ソフトウェア独自の関数について説明します。
セクション 3XTSOL では、Solaris Trusted Extensions 用の X Windows ソフトウェアを拡張する関数について説明します。これらの関数は、Trusted Extensions ソフトウェアに独自のものです。
セクション 4 では、Trusted Extensions のファイル形式の概要を説明します。該当する部分では、ファイル形式の C 構造体宣言を示します。
セクション 5 には、PAM モジュールおよびラベルの説明が含まれます。
Solaris Trusted Extensions のマニュアルページの形式は、Solaris OS のマニュアルページで一般に使用される形式に従っています。各セクションの詳細は、man(1) および各セクションの Intro マニュアルページを参照してください。