名前 | 形式 | インタフェースレベル | 機能説明 | オプション | エラー | 属性 | ファイル | 関連項目 | 注意事項
/usr/sbin/chk_encodings [-a] [-c maxclass] [pathname]
このファイルは、米国国防情報局 (DIA) の必須アクセス制御 (MAC) ポリシーの一部です。このファイルは、Solaris Trusted Extensions ソフトウェアの将来のリリース向けに作成されるその他の MAC ポリシーには適用されない可能性があります。
chk_encodings は、pathname で指定されたラベルエンコーディングファイルの構文を検査します。-a オプションを使用すると、chk_encodings は、pathname で指定されたラベルエンコーディングファイルの意味解析も出力します。pathname が指定されない場合、chk_encodings は /etc/security/tsol/label_encodings ファイルを検査および解析します。
ラベルエンコーディングファイルの解析が要求された場合、エラーが検出された場合でも、実施可能な解析が標準出力ファイルに書き込まれます。
ラベルエンコーディングファイルの意味解析を実行します。
ラベルエンコーディングファイルの CLASSIFICATIONS セクションに指定可能な最大格付け値 maxclass (デフォルトは 255) を指定します。
正常終了時、chk_encodings は終了ステータス 0 (真) を返し、pathname 内にエラーが検出されなかったことを示すメッセージを標準出力ファイルに書き込みます。エラーが検出された場合、chk_encodings はゼロ以外 (偽) の終了コードを返し、診断メッセージを標準出力ファイルに書き込みます。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWtsu |
安定性レベル |
混在。後述の「注意事項」を参照 |
label_encodings(4), attributes(5), labels(5)
『Solaris Trusted Extensions ラベルの管理』の「label_encodings ファイルを分析し、検証する」
構文検査の安定性は標準と考えられており、DIA ドキュメント DDS-2600-6216-93、『コンパートメントモードワークステーションのラベル作成: エンコード形式』(1993 年 9 月) により制御されています。コマンド出力の安定性は、未定義です。コマンド呼び出しの安定性は、DIA MAC ポリシーを実装するシステムでは、安定です。
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