Solaris 10 11/06 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

ブート環境を作成する方法

この例では、ソースブート環境の名前は c0t4d0s0 です。ルート (/) ファイルシステムを新しいブート環境にコピーします。また、ソースブート環境のスワップスライスは共有せずに、新しいスワップスライスを作成します。

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。

  2. キャラクタユーザーインタフェースを表示します。


    # /usr/sbin/lu
    

    Solaris Live Upgrade のメインメニューが表示されます。

  3. メインメニューから「Create」を選択します。


    Name of Current Boot Environment:    c0t4d0s0
    Name of New Boot Environment:   c0t15d0s0 
    
  4. F3 を押します。

    「Configuration」メニューが表示されます。

  5. スライスを選択するために、「Configuration」メニューで F2 を押します。

    「Choices」メニューが表示されます。

  6. ディスク c0t15d0 からルート (/) ファイルシステム用としてスライス 0 を選択します。

  7. 構成メニューで、分割するスワップスライスを選択して c0t15d0 上にスワップ用の新しいスライスを作成します。

  8. スワップ用のスライスを選択するために、F2 を押します。「Choices」メニューが表示されます。

  9. 新しいスワップスライスとして、ディスク c0t15d0 からスライス 1 を選択します。

  10. F3 を押して新しいブート環境を作成します。