analyze_patches スクリプトを実行するには、インストール済みシステムと Solaris Operating System DVD、Solaris SOFTWARE CD、またはネットワークインストールイメージに、NFS またはローカルでマウントされたメディアを通してスクリプトからアクセスできることが必要です。
Misc ディレクトリに移動します。
SPARC: ローカルでマウントされたメディアにイメージが置かれている場合は、次のように入力します。
# cd /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_10/Misc |
このコマンドの Update は、Update の実際の識別子です。
x86: ローカルでマウントされたメディアにイメージが置かれている場合は、次のように入力します。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_10/Misc |
このコマンドの date は、リリースの実際の日付です (06 など)。
イメージが NFS ファイルシステム上にある場合は、次のように入力します。
# cd /NFS_mount_directory/Solaris_10/Misc |
analyze_patches スクリプトを実行します。
# ./analyze_patches -R rootdir -N netdir -D databasedir |
rootdir はインストール済みシステムのルートです。デフォルトは / です。
netdir は、インストールする OS イメージのルートのパスです。デフォルトは /cdrom/cdrom0 です。netdir は、Solaris_10 ディレクトリを含んでいるディレクトリのパスです。NFS マウントポイントから patch_analyzer を実行している場合は、このオプションを使用する必要があります。
OS イメージ内の Misc/ ディレクトリ以外のディレクトリからスクリプトを呼び出すと、プログラムはパッチの解析に使用するデータベースを見つけることができません。-D オプションを使用してデータベースのパスを指定してください。このデータベースは OS イメージの Solaris_10 /Misc/database に置かれています。このデータベースを使用しなければ、スクリプトは正しく動作しません。