GDM (GNOME ディスプレイマネージャー) をログインプログラムとして使用する前に、または GDM をログインプログラムとしてあらかじめ使用可能にしている場合は、この手順を実行します。それ以外の場合は、この手順は省略してもかまいません。
パッチを適用するときに、GDM 構成ファイルに新しい値を読み込みます。次に、GDM アプリケーションを再起動します。
構成ファイルに新しい値を読み込むために、次のオプションのいずれかを選択します。
/etc/X11/gdm/factory-gdm.conf ファイルを /etc/X11/gdm/gdm.conf ファイルにコピーします。
gdm.conf ファイルに変更を加えていない場合は、この手順を実行します。この手順のあとに GDM アプリケーションを起動します。
factory-gdm.conf ファイルの差分を gdm.conf ファイルに手動でマージします。
gdm.conf ファイルに加えた変更を残す場合は、この手順を実行します。
ファイルをマージするときは、次のコマンドの値を factory-gdm.conf ファイルから gdm.conf ファイルにコピーします。これらのコマンドは、OS のパフォーマンスを最適化します。
RebootCommand
HaltCommand
SuspendCommand
DefaultPath
RootPath
GraphicalTheme
GDM を再起動するために、次の手順を実行します。
スーパーユーザーになります。
次のコマンドを実行します。
# svcadm disable application/gdm2-login |
表示されたコンソールで、Return キーを押してコマンドプロンプトを表示します。
GDM を再起動するために、次のコマンドを実行します。
# svcadm enable application/gdm2-login |