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楽々入力の操作方法

楽々入力の操作方法を「リアルタイム予測」を例に解説します。

  1. 入力予測候補の学習

    たとえば「今日は良い天気です」と確定します。予測学習は文節単位で行われますので、予測辞書には 3 つの語句として登録されます。

    今日は | 良い | 天気です

  2. 入力予測候補ウィンドウの表示

    次に「き」が入力されると、予測候補ウィンドウが表示され「き」で始まる予測候補が表示されます。

    この時点では直前の文節はないため、つながり予測は行われず「き」に対する予測候補がすべて表示されます。

    この図については本文中で説明しています。
  3. 予測候補の絞り込み

    さらに「ょ」 (xyo) を入力すると、「きょ」に対応する予測候補に絞り込まれます。

    この図については本文中で説明しています。

    なおローマ字入力の "kyo" などではじめから「きょ」と入力した場合は、直接「きょ」に対する予測候補が表示されます。

  4. 語句の選択

    入力予測候補の中に使用したい語句があれば Tab キーで選択モードに入ります。選択中の候補は反転表示され、Tab キーで順送り、Shift + Tab キーで逆送りできます。またマウスクリックでも候補を選択できます。

    この図については本文中で説明しています。
    ヒント –

    入力予測のキャンセル

    入力予測候補に入力したい語句がなかった場合は、

    • そのまま入力を続ける

    • Gtrl + G または Esc キーで入力予測候補ウィンドウを閉じる

    ことで入力予測をキャンセルできます。ただし次に入力した文字に対応する予測候補があれば、再び候補ウィンドウが表示されます。


  5. 語句の確定

    Enter で選択した予測候補が確定、入力されます。

    この図については本文中で説明しています。
  6. つながり予測候補の表示と選択

    確定した語句に対応する「つながり予測候補」があれば、確定時点で自動 的に表示されます。

    この例では以前に「今日は」に続けて確定した文節が表示されています。

    候補の選択やキャンセルの方法は通常の予測候補と同じです。

    この図については本文中で説明しています。

    候補の中から語句を選択し、確定します。

    さらに確定した語句に対応する「つながり予測候補」があれば、自動的に表示されます。この例では以前に「良い」に続けて確定した文節が表示されています。

    この図については本文中で説明しています。

    更に候補から語句を選択し、確定します。

    この例では「天気です」に対応する予測候補がなかったので、予測候補は表示されていません。キーボードにて入力を再開します。

    この図については本文中で説明しています。