Wnn8 ユーザーズガイド

サーバーアクセスリスト (dpkeyservlist)

dpkeyservlist を設定することにより、ネットワーク上の複数のライセンスサーバーホストを巡回することができます。

標準のライセンスサーバーホストに障害やライセンス不足が発生し、ライセンスの供給が受けられなくなった場合、別のサーバーホストに自動的にアクセスすることできます。

dpkeyservlist は初期状態では存在しませんので、必要に応じて新規に作成してください。

保存場所

「jserver が稼動するホスト」の下記の標準ディレクトリパスで運用してください。

/etc/wnn/dp/dpkeyservlist


ヒント –

dpkeyservlist を参照するのは jserver です。

jserver がライセンスの供給依頼を発行する際に、ここで設定された順でライセンスサーバーホストにアクセスしていきます。

従って、必ず jserver の稼動するホスト上に配置してください。また dpkeyservlist 作成後は、そこで設定されたサーバーホストのみ参照する様になりますので注意してください。


書式

dpkeyservlist には、ネットワーク上で稼動するライセンスサーバーホストのホスト名を 1 行ずつ列記します。記述された順にアクセスされます。

serverhost1

serverhost2

serverhost3

この例では、serverhost1 からライセンスを取得できなかった場合に、serverhost2、serverhost3 の順でライセンスを要求していきます。

ローカルマシン上でも dpkeyserv が稼動している場合は、先頭に localhost と記述してください。記述がない場合はローカルマシンの dpkeyserv を参照しなくなります。

localhost

sesrverhost1

sesrverhost2

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