Solaris Live Upgrade を使用してブート環境を作成するときには、システムのいずれかのブート環境で GRUB (GRand Unified Bootloader) メニューを運用します。このブート環境は、ludelete コマンドを使っても削除できません。
このブート環境を削除しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
ERROR: The boot environment name-of-boot-environment contains the GRUB menu. ERROR: You are not allowed to delete this BE. Unable to delete boot environment. |
回避方法: lumake コマンドまたは luupgrade コマンドを使用して、このブート環境を再利用してください。GRUB メニューを含むブート環境は、最後に削除するブート環境にします。
Solaris Live Upgrade では、最後のブート環境を削除することはできません。また、GRUB メニューが含まれるブート環境を削除することもできません。ただし、最後のブート環境に GRUB メニューが含まれている場合でも、他のすべてのブート環境については必要に応じて削除できます。