x86 ベースのシステムで Solaris OS を使用する場合は、次のガイドラインに従ってシステムのパーティション分割を行なってください。
Solaris インストールプログラムでは、デフォルトのブートディスクパーティションレイアウトが使用されます。これらのパーティションは、fdisk パーティションと呼ばれます。fdisk パーティションは、x86 ベースのシステム上にある特定のオペレーティングシステム専用のディスクドライブの論理パーティションです。x86 ベースのシステム上に Solaris ソフトウェアをインストールするには、1 つ以上の Solaris fdisk パーティションを設定する必要があります。x86 ベースのシステムでは、1 台のディスクに最大 4 つの fdisk パーティションを作成できます。これらのパーティションは、個別のオペレーティングシステムをインストールして使用できます。各オペレーティングシステムは、独自の fdisk パーティション上に存在しなければなりません。個々のシステムの Solaris fdisk パーティションの数は、1 台のディスクにつき 1 つに限られます。
表 4–8 x86: デフォルトのパーティション| 
 パーティション  | 
 パーティション名  | 
 パーティションサイズ  | 
|---|---|---|
| 
 第 1 パーティション (一部のシステムのみ)  | 
 診断・サービスパーティション  | 
 システムに既存のサイズ  | 
| 
 2 番目のパーティション (一部のシステムのみ)  | 
 x86 ブートパーティション  | |
| 
 第 3 パーティション  | 
 Solaris OS パーティション  | 
 起動ディスクの残りの領域  | 
Solaris インストールプログラムは、デフォルトのブートディスクパーティションレイアウトを使って、診断・サービスパーティションに対応します。システムに診断・サービスパーティションが含まれている場合、デフォルトのブートディスクパーティションレイアウトを使用して、このパーティションを保存できます。
診断・サービスパーティションを含まない x86 ベースのシステムに Solaris OS をインストールする場合、インストールプログラムは、デフォルトでは新たに診断・サービスパーティションを作成しません。システムに診断・サービスパーティションを作成する場合は、ハードウェアのマニュアルを参照してください。