Solaris 10 8/07 インストールガイド (インストールとアップグレードの計画)

x86: GRUB デバイス命名規則

GRUB が使用するデバイス命名規則は、以前の Solaris OS バージョンの場合と若干異なっています。GRUB デバイス命名規則を理解すると、使用しているシステムで GRUB を構成するときに、ドライブとパーティションの情報を正しく指定できます。

次の表に、GRUB デバイス命名規則を示します。

表 6–1 GRUB デバイスの命名規則

デバイス名 

説明 

(fd0), (fd1)

最初のフロッピーディスク、2 番目のフロッピーディスク 

(nd)

ネットワークデバイス 

(hd0,0), (hd0,1)

最初の bios ディスクの 1 番目と 2 番目の fdisk パーティション

(hd0,0,a), (hd0,0,b)

最初の bios ディスクの 1 番目の fdisk パーティションの Solaris/BSD スライス 0 および 1


注 –

GRUB デバイス名はすべて括弧で囲む必要があります。パーティション番号は、1 からではなく 0 (ゼロ) から数えます。


fdisk パーティションの詳細については、『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』「fdisk パーティションの作成上のガイドライン」を参照してください。