WAN ブートサーバーとインストールサーバーで使用する Web サーバーソフトウェアは、次の要件を満たす必要があります。
オペレーティングシステム – WAN ブートでは、wanboot-cgi という CGI (Common Gateway Interface) プログラムが、クライアントマシンが受け付ける特定のフォーマットにデータやファイルを変換します。これらのスクリプトを使用して WAN ブートインストールを実行するには、Solaris 9 12/03 OS またはその互換バージョンで Web サーバーソフトウェアを実行する必要があります。
ファイルサイズの制限 – Web サーバーソフトウェアによっては、HTTP を介して転送できるファイルサイズが制限される場合もあります。Web サーバーのマニュアルを参照して、Solaris フラッシュアーカイブの大きさのファイルを転送できることを確認してください。
flarcreate コマンドのファイルごとのサイズ制限がなくなっています。各ファイルのサイズが 4G バイトを超えていても Solaris フラッシュ アーカイブを作成できます。
詳細については、『Solaris 10 8/07 インストールガイド (Solaris フラッシュアーカイブの作成とインストール)』の「大規模なファイルを含むアーカイブの作成」を参照してください。
SSL サポート – WAN ブートインストールで HTTPS を使用するには、Web サーバーソフトウェアで SSL バージョン 3 がサポートされている必要があります。