この例では、アーカイブの名前は archive2 です。このアーカイブは、マスターシステムからコピーされますが、完全な複製ではありません。/aaa ディレクトリ以下の内容はアーカイブから除外されますが、/aaa/bbb/ccc の内容はアーカイブに含まれます。
# flarcreate -n archive2 -x /aaa -y /aaa/bbb/ccc archive2.flar |
アーカイブのファイル構造を確認するには、次のように入力します。除外されたディレクトリ (/aaa) であっても、コピーされたファイル (/aaa/bbb/ccc) が下位に存在する場合、そのディレクトリも表示されていますが、実際にアーカイブに含まれているのはコピーされたファイル ( /aaa/bbb/ccc) だけです。
#flar info -l aaa aaa aaa/bbb/ccc aaa/bbb/ccc/ddd aaa/bbb ggg |
この例では、アーカイブの名前は archive5 です。このアーカイブは、マスターシステムからコピーされますが、完全な複製ではありません。
exclude ファイルには、次のリストが含まれています。
/aaa |
include ファイルには、次のリストが含まれています。
/aaa/bbb/ccc |
/aaa ディレクトリ以下の内容はアーカイブから除外されますが、/aaa/bbb/ccc の内容はアーカイブに含まれます。
# flarcreate -n archive5 -X exclude -f include archive5.flar |
アーカイブのファイル構造を確認するには、次のように入力します。除外されたディレクトリ (/aaa) であっても、コピーされたファイル (/aaa/bbb/ccc) が下位に存在する場合、そのディレクトリも表示されていますが、実際にアーカイブに含まれているのはコピーされたファイル ( /aaa/bbb/ccc) だけです。
# flar info -l archive5.flar aaa aaa/bbb/ccc aaa/bbb/ccc/ddd aaa/bbb ggg |
オプション -x、-y、-X、および -f は組み合わせて使用できます。この例では、オプション -X および -y が組み合わせて使用されています。アーカイブの名前は archive5 です。このアーカイブは、マスターシステムからコピーされますが、完全な複製ではありません。
exclude ファイルには、次のリストが含まれています。
/aaa |
-y オプションにより、ディレクトリ /aaa/bbb/ccc がアーカイブに含まれます。次のコマンドにより、アーカイブが生成されます。
# flarcreate -n archive5 -X exclude -y /aaa/bbb/ccc archive5.flar |
アーカイブのファイル構造を確認するには、次のように入力します。除外されたディレクトリ (/aaa) であっても、コピーされたファイル (/aaa/bbb/ccc) が下位に存在する場合、そのディレクトリも表示されていますが、実際にアーカイブに含まれているのはコピーされたファイル ( /aaa/bbb/ccc) だけです。
# flar info -l archive5.flar aaa aaa/bbb aaa/bbb/ccc aaa/bbb/ccc/ddd ggg |
この例では、アーカイブの名前は archive3 です。これは、マスターシステムからコピーされますが、同一のコピーではありません。選択するファイルおよびディレクトリが、filter1 ファイルに含まれます。ファイル内では、ディレクトリにプラス記号 (+) またはマイナス (-) 記号が付けられ、アーカイブから除外するかアーカイブに含めるかが示されます。この例では、ディレクトリ /aaa に除外されることを示すマイナス記号が、サブディレクトリ /aaa/bbb/ccc にアーカイブに含めることを示すプラス記号が付けられています。filter1 ファイルには、次のリストが含まれています。
- /aaa + /aaa/bbb/ccc |
次のコマンドにより、アーカイブが生成されます。
# flarcreate -n archive3 -z filter1 archive3.flar |
アーカイブのファイル構造を確認するには、次のコマンドを入力します。除外されたディレクトリ (/aaa) であっても、コピーされたファイル (/aaa/bbb/ccc) が下位に存在する場合、そのディレクトリも表示されていますが、実際にアーカイブに含まれているのはコピーされたファイル ( /aaa/bbb/ccc) だけです。
# flar info -l archive3.flar aaa aaa/bbb aaa/bbb/ccc aaa/bbb/ccc/ddd ggg |