Solaris のシステム管理: Solaris 8 Containers

コンテナ内での Solaris 8 パッチの適用

Solaris 8 パッチは、スタンドアロンシステムでのプロセスと同じプロセスを使用して、コンテナ内から Solaris 8 環境に適用できます。パッチを入手し、solaris8 ゾーンでの稼働中に patchadd を実行することでパッチをインストールします。実際にはカーネルは Solaris 10 のカーネルであるため、Solaris 8 カーネルビットに変更を加えるパッチは効果がありません。このような場合は、必要に応じて大域ゾーンで同等の Solaris 10 パッチを適用するようにしてください。カーネルの更新を提供する Solaris 8 パッチはそのゾーン内では効果がありませんが、パッチの依存関係を満たすために必要になります。

Solaris 8 システムのパッチ適用に関する詳細は、『System Administration Guide, Volume 1 』の第 22 章「Patch Administration (Overview)」を参照してください。