Solaris 10 5/08 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

SPARC: ディスク構成ファイルの例

次の例では、104M バイトのディスクを持つ SPARC 搭載システムで、単一ディスク構成ファイル 104_test を作成します。


例 4–8 SPARC: ディスク構成ファイルの作成

prtvtoc コマンドの出力を 104_test という単一ディスク構成ファイルに保存します。


# prtvtoc /dev/rdsk/c0t3d0s2 >104_test

104_test ファイルは、次のようになります。

* /dev/rdsk/c0t3d0s2 partition map
*
* Dimensions:
*     512 bytes/sector
*      72 sectors/track
*      14 tracks/cylinder
*    1008 sectors/cylinder
*    2038 cylinders*    2036 accessible cylinders
* Flags:
*   1: unmountable
*  10: read-only
*
*                          First     Sector    Last
* Partition  Tag  Flags    Sector     Count    Sector  Mount Directory
       1      2    00          0     164304   164303   /
       2      5    00          0    2052288  2052287  
       3      0    00     164304     823536   987839   /disk2/b298
       5      0    00     987840     614880  1602719   /install/298/sparc/work
       7      0    00    1602720     449568  2052287   /space

これで SPARC システム用のディスク構成ファイルの作成が終了しました。ディスク構成ファイルを使ってプロファイルをテストする方法については、「プロファイルのテスト」を参照してください。