次の手順では、新しいブート環境にインストールされているパッケージの整合性を確認します。
スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
新しいブート環境に新たにインストールされたパッケージの整合性を確認するには、次のように入力します。
# luupgrade -C -n second_disk -O "-v" package-name |
指定したパッケージに対して pkgchk コマンドを実行することを示します。
検査を実行するブート環境の名前を指定します。
pkgchk コマンドにオプションを直接渡します。
検査するパッケージの名前を指定します。複数のパッケージ名を指定する場合は、スペースで区切ります。パッケージ名を省略すると、指定したブート環境にあるすべてのパッケージに対して検査が実行されます。
コマンドを冗長モードで実行することを指定します。
この例では、パッケージ SUNWabc、SUNWdef、および SUNWghi を検査して、これらが正しくインストールされ損傷がないことを確認します。
# luupgrade -C -n second_disk SUNWabc SUNWdef SUNWghi |