GRUB が使用するデバイス命名規則は、以前の Solaris OS バージョンの場合と若干異なっています。GRUB デバイス命名規則を理解すると、使用しているシステムで GRUB を構成するときに、ドライブとパーティションの情報を正しく指定できます。
次の表に、GRUB デバイス命名規則を示します。
表 6–1 GRUB デバイスの命名規則| デバイス名 | 説明 | 
|---|---|
| (fd0), (fd1) | 最初のフロッピーディスク、2 番目のフロッピーディスク | 
| (nd) | ネットワークデバイス | 
| (hd0,0), (hd0,1) | 最初の bios ディスクの 1 番目と 2 番目の fdisk パーティション | 
| (hd0,0,a), (hd0,0,b) | 最初の bios ディスクの 1 番目の fdisk パーティションの Solaris/BSD スライス 0 および 1 | 
GRUB デバイス名はすべて括弧で囲む必要があります。パーティション番号は、1 からではなく 0 (ゼロ) から数えます。
fdisk パーティションの詳細については、『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』の「fdisk パーティションの作成上のガイドライン」を参照してください。