Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド

ProcedureLDAP 用に Directory Server の情報を収集する

  1. 次の項目の値を決定します。

    各項目は、Sun Java Enterprise System のインストールウィザードに表示される順序で記載されています。

    インストールウィザードのプロンプト 

    対応または情報 

    Sun Java System Directory Server version

    「管理者ユーザー ID」 

    デフォルト値は「admin」です。

    「管理者ユーザーパスワード」 

    admin123」のようなパスワードを作成します。

    「ディレクトリマネージャ DN」 

    デフォルト値は「cn=Directory Manager」です。

    「ディレクトリマネージャパスワード」 

    dirmgr89」のようなパスワードを作成します。

    「Directory Server ルート」 

    デフォルト値は「/var/opt/mps/serverroot」です。プロキシソフトウェアをインストールする場合、このパスはあとでも使用されます。

    「サーバー識別子」 

    デフォルト値はローカルシステムです。 

    「サーバーポート」 

    Directory Server を使用して標準的な LDAP ネームサービスをクライアントシステムに提供する場合は、デフォルト値「389」を使用します。

    Directory Server を使用してプロキシサーバーの今後のインストールをサポートする場合は、「10389」など標準以外のポートを入力します。

    「サフィックス」 

    dc=example-domain,dc=com」のように、ドメイン構成要素を含めます。

    「管理ドメイン」 

    example-domain.com」のように、サフィックスに対応させて作成します。

    「システムユーザー」 

    デフォルト値は「root」です。

    「システムグループ」 

    デフォルト値は「root」です。

    「データの保存場所」 

    デフォルト値は「このサーバーに設定データを保存します。」です。

    「データの保存場所」 

    デフォルト値は「このサーバーにユーザー/グループデータを保存します。 」です。

    「Administration Port」 

    デフォルト値はサーバーポートです。デフォルトを変更するために推奨される慣例は、ソフトウェアバージョンに 1000 を掛けた数値です。ソフトウェアバージョン 5.2 の場合、この慣例ではポート 5200 になります。