このスクリプトで、ラベル付きゾーンを適切に構成、インストール、初期化、および起動するタスクを順に実行します。このスクリプトでは、各ゾーンに名前を付けてその名前とラベルを関連付け、パッケージをインストールして仮想 OS を作成し、ゾーンを起動してそのゾーンでサービスを開始します。このスクリプトには、ゾーンのコピーおよびゾーンのクローン作成のタスクが含まれています。また、ゾーンの停止、ゾーンの状態の変更、ゾーン固有のネットワークインタフェースの追加もできます。
このスクリプトによって動的に決定されるメニューが提示され、現在の状況に有効な選択のみが表示されます。たとえば、ゾーンのステータスを設定する場合には、ゾーンをインストールするためのメニュー項目は表示されません。完了済みのタスクはリストに表示されません。
スーパーユーザーになります。
ゾーンのクローンを作成する場合は、ゾーンのクローン作成の準備を完了しておきます。独自のセキュリティーテンプレートを使用する場合は、そのテンプレートを作成しておきます。
端末ウィンドウを大域ゾーンで開きます。
txzonemgr スクリプトを実行します。
# /usr/sbin/txzonemgr |
このスクリプトで、「Labeled Zone Manager」ダイアログボックスが開きます。この「zenity」ダイアログボックスで、インストールの現在の状態に応じて、適切なタスクを実行するよう求められます。
タスクを実行するには、メニュー項目を選択してから、Return キーを押すかまたは「了解」をクリックします。テキストの入力を求められた場合は、テキストを入力してから Return キーを押すかまたは「了解」をクリックします。
ゾーン完了の現在の状態を表示するには、Labeled Zone Manager の「Return to Main Menu」をクリックします。