Solaris のシステム管理 (印刷)

プリンタの設定時に PPD ファイルを指定する

LP 印刷コマンドを使用してプリンタを追加または変更するときに PPD ファイルを指定するには、lpadmin コマンドを -n オプションとともに使用します。たとえば、foobar という名前の印刷待ち行列を Lexmark プリンタに追加したい場合、次のコマンドを入力します。


# lpadmin -p foobar -v device -I postscript -m standard_foomatic \
-n /path/Lexmark-Optra_E312-Postscript.ppd.gz

lpadmin -n コマンドで PPD ファイルを指定するときには、その PPD ファイルへのフルパスを指定する必要があります。

lpadmin -n コマンドを使用して PPD ファイルを追加する場合、PPD ファイルのパスに指定したリポジトリがシステム上に存在しないときは、PPD ファイルのコピーが user リポジトリの user ラベルディレクトリに格納されます。このディレクトリは /var/lp/ppd/user/manufacturer /ppd-file にあります。続いて、Solaris 印刷マネージャーのキャッシュが更新され、新しく追加された PPD ファイルからプリンタ情報が反映されます。詳細は、ppdmgr(1M) のマニュアルページを参照してください。