Solaris のシステム管理 (印刷)

ホスト常駐フォントのインストールと管理

フォントによっては、ホストシステムに格納されており、特定の印刷要求に応じてプリンタに転送されるものがあります。管理者は、システム上のすべてのユーザーが PostScript フォントを使用できるように管理する必要があります。そのためには、これらのフォントのインストール方法とインストール場所を知っておかなければなりません。フォントは名前で要求され、ファイルに格納されているので、LP 印刷サービスは「マップファイル」を持っています。マップファイルは、フォント名と、これらのフォントを格納しているファイル名を対応付けます。ホスト常駐フォントをインストールするときには、マップファイルとフォントリストの両方を更新しなければなりません。

PostScript プリンタで使用できるフォントは、管理者が作成したディレクトリに格納されます。ディレクトリは /usr/share/lib/hostfontdir/typeface/font です。この場合、変数 typeface は、palatinohelvetica などの名前に置き換えられます。また、変数 font は、bold italic などの属性名に置き換えられます。