Solaris のシステム管理 (印刷)

リモート印刷の処理スケジュール

次の図は、印刷クライアントのユーザーが LPD ベースの印刷サーバーに印刷要求を出したときに実行される処理を示します。このコマンドは、直接印刷サーバーと接続して、自身の通信を処理します。

印刷クライアントが LPD ベースの印刷サーバーへ印刷要求を送ると、サーバーがその要求を受け付け、スプールに入れ、印刷対象としてスケジューリングする様子を示した図。

次の図は、LPD ベースの印刷クライアントが 印刷サーバーに印刷要求を出す様子を示しています。lpd デーモンは、印刷要求のローカル部分と印刷サーバーへの接続を処理します。印刷サーバー上の inetd プロセスは、ネットワーク印刷要求を待って、プロトコルアダプタを起動して要求を処理します。プロトコルアダプタは lpsched デーモンと通信し、このデーモンが印刷サーバー上で要求を処理します。

図 1–6 リモート印刷の処理手順

この図については周囲のテキストで説明されています。

次の図は、印刷クライアントのユーザーが Solaris 印刷サーバーに印刷要求を出したときに実行される処理を示します。印刷クライアント上の印刷コマンドは、印刷サーバーと直接通信することにより、各印刷要求のローカル部分を処理します。

図 1–7 印刷要求の処理方法

この図については周囲のテキストで説明されています。

印刷サーバー上の inetd プロセスは、ネットワーク印刷要求を監視し、プロトコルアダプタを起動して、印刷サーバー上の lpsched デーモンと通信します。このデーモンが印刷要求を処理します。