request スクリプトを作成します。
request スクリプトは、管理者に対してドライバオブジェクトのインストール先を質問し、その答えを $KERNDIR パラメータに割り当てることで、ドライバオブジェクトのインストール先を決定します。
このスクリプトは、CLASSES および KERNDIR の 2 つのパラメータを、インストール環境と postinstall スクリプトで使用できるようにするルーチンを実行して終了します。
postinstall スクリプトを作成します。
postinstall スクリプトは、実際にはドライバのインストールを実行します。ドライバのインストールは、buffer と buffer.conf という 2 つのファイルがインストールされたあとに実行されます。この例で示した postinstall ファイルは、次のアクションを実行します。
add_drv コマンドを使用して、ドライバをシステムにロードします。
installf コマンドを使用して、デバイスのリンクを作成します。
installf -f コマンドを使用して、インストールをファイナライズします。
preremove スクリプトを作成します。
preremove スクリプトは rem_drv コマンドを使用して、システムからドライバをアンロードしたあと、リンク /dev/buffer0 を削除します。