次の表に、特定の条件下でシステムをアップグレードする際の制限事項を示します。
問題 |
説明 |
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ZFS ルートプールの場合の、ほかのアップグレード制限事項 |
ZFS ルートプールのアップグレードは、Solaris Live Upgrade を使ってしか行えません。要件と制限事項については、『Solaris 10 10/08 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)』の第 12 章「ZFS の Solaris Live Upgrade (計画)」を参照してください。 |
別のソフトウェアグループへのアップグレード |
システムのソフトウェアグループを、アップグレード時に別のソフトウェアグループに変更することはできません。たとえば、システムにエンドユーザーシステムサポートソフトウェアグループがインストールされている場合には、開発者システムサポートソフトウェアグループにアップグレードするオプションはありません。ただし、アップグレード中に、インストール済みのソフトウェアグループに属していないソフトウェアをシステムに追加することはできます。 |
非大域ゾーンがインストールされている場合のアップグレード |
Solaris インストールプログラムである Solaris Live Upgrade または JumpStart を使用して、非大域ゾーンがインストールされているシステムをアップグレードできます。次の制限が適用されます。
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Veritas ファイルシステムでのアップグレード |
Solaris 対話式インストールプログラムとカスタム JumpStart プログラムでは、次のような条件で Veritas VxVM ファイルシステムを使用している場合、システムをアップグレードする機会が与えられません。
Veritas VxVM が構成されている場合にアップグレードを行うには、次のいずれかの方法を使用します。
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