Solaris 10 10/08 インストールガイド (ネットワークインストール)

sysidcfg ファイルの構文規則

sysidcfg ファイルで使用するキーワードには、 非依存型と依存型の 2 種類があります。依存型キーワードは、非依存型キーワード内でのみ固有であることが保証されています。依存型キーワードは、対応する非依存型キーワードによって識別される場合にのみ存在します。

次の例では、name_service が非依存型キーワードであり、domain_namename_server が依存型キーワードです。

name_service=NIS {domain_name=marquee.central.example.com
name_server=connor(192.168.112.3)}

構文規則 

例 

非依存型キーワードは任意の順序で指定可能です。 

pointer=MS-S
display=ati {size=15-inch}

キーワードは、大文字と小文字を区別しません。 

TIMEZONE=US/Central
terminal=sun-cmd

関連する非依存型キーワードを結合するには、すべての依存型キーワードを中括弧 { } で囲みます。 

name_service=NIS 
       {domain_name=marquee.central.example.com
        name_server=connor(192.168.112.3)}

値は単一引用符 (') または二重引用符 (“) で囲んで指定可能です。 

network_interface='none'

network_interface を除くすべてのキーワードは、1 回だけ指定可能です。キーワードを複数回指定した場合は最初のキーワードだけが有効です。

name_service=NIS
name_service=DNS