Solaris 10 5/09 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

絶対パスの使用

オペレーティングシステムのインストールが成功するには、Solaris Live Upgrade の非アクティブブート環境などの代替ルート (/) ファイルシステムをパッケージが認識して、それに従う必要があります。

パッケージの pkgmap ファイル (パッケージマップ) には、絶対パスを指定できます。これらのパスが存在する場合、そのファイルは、pkgadd コマンドの -R オプションとの相対パスに書き込まれます。絶対パスと相対 (再配置可能) パスの両方を含むパッケージは、代替ルート (/) ファイルシステムにもインストールできます。絶対ファイルであれ再配置可能ファイルであれ、その前には $PKG_INSTALL_ROOT が付加されるため、pkgadd によるインストールでは、すべてのパスが正しく解釈されます。