Solaris 10 5/09 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

Procedurerules ファイルの妥当性を検査する方法

  1. check スクリプトが JumpStart ディレクトリにあることを確認します。


    注 –

    check スクリプトは、Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD の Solaris_10/Misc/jumpstart_sample ディレクトリにあります。


  2. JumpStart ディレクトリに移動します。

  3. check スクリプトを実行して、rules ファイルの妥当性検査を行います。


    $ ./check -p path -r file_name
    
    -p path

    使用しているシステムの check スクリプトではなく Solaris ソフトウェアイメージの check スクリプトを使用して、rules を検証します。path は、ローカルディスク、マウントされた Solaris Operating System DVD、または Solaris SOFTWARE - 1 CD 上のイメージです。

    以前のバージョンの Solaris を実行しているシステムでは、このオプションを使って、check の最新バージョンを実行します。

    -r file_name

    名前が rules 以外の rules ファイル名を指定します。このオプションを使用すると、rules ファイルに組み込む前にルールの妥当性を検査できます。

    check スクリプトを実行すると、rules ファイルと各プロファイルの妥当性検査の結果が報告されます。エラーが発生しなかった場合、次の情報が報告されます。


    The custom JumpStart configuration is ok
  4. rules.ok ファイルの所有者が root になっていて、アクセス権が 644 に設定されていることを確認します。

参照

rules ファイルの妥当性を検査したあとの、カスタム JumpStart オプション機能については、第 4 章カスタム JumpStart オプション機能の使用 (作業)を参照してください。カスタム JumpStart インストールの詳しい実行方法については、第 6 章カスタム JumpStart インストールの実行 (作業)を参照してください。