setup_install_server(1M) に -w オプションを指定して実行することで、WAN ブートミニルートと Solaris ソフトウェアイメージを、wanserver-1 の /export/install/Solaris_10 ディレクトリにコピーします。
wanserver-1 に接続されているメディアドライブに Solaris SOFTWARE のメディアを挿入します。次のコマンドを入力します。
wanserver-1# mkdir -p /export/install/cdrom0 wanserver-1# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_10/Tools wanserver-1# ./setup_install_server -w /export/install/cdrom0/miniroot \ /export/install/cdrom0 |
WAN ブートサーバーのドキュメントルートディレクトリ (/opt/apache/htdocs/) に、WAN ブートミニルートを移動します。
wanserver-1# mv /export/install/cdrom0/miniroot/miniroot \ /opt/apache/htdocs/miniroot/miniroot.s10_sparc |
クライアントシステムに次のコマンドを入力して、クライアントの OBP が WAN ブートに対応しているかどうかを調べます。
# eeprom | grep network-boot-arguments network-boot-arguments: data not available |
上の例では、出力に network-boot-arguments: data not available が表示されているので、クライアントOBP は WAN ブートに対応しています。