Solaris 10 10/09 インストールガイド (Solaris フラッシュアーカイブの作成とインストール)

Procedure再起動スクリプトの作成方法

このスクリプトはアーカイブ内に格納され、システムの再起動後に実行されます。このスクリプトにより、システムの再構成後の最終構成がすべて実行されます。

クローンシステムに Solaris フラッシュアーカイブをインストールしたあと、ホスト固有のファイルがいくつか削除され、クローンマシン用として作成し直されます。インストールプログラムは、sys-unconfig(1M) コマンドと sysidtool(1M) プログラムを使用して、ホスト固有のネットワーク構成ファイルを削除して再作成します。再作成されるファイルは、/etc/hosts/etc/defaultrouter/etc/defaultdomain などです。再起動スクリプトを使用することで、任意の最終的な再構成処理を実行できます。

  1. 再起動スクリプトを作成します。

  2. スクリプトを /etc/flash/reboot ディレクトリに保存します。


例 3–5 再起動スクリプトの作成

#!/bin/sh 
$FLASH_DIR/TestApplication/finalize_license