Oracle Solaris 10 9/10 の新機能

新しいチップセットのサポート

Oracle Solaris 10 9/10 リリースでは、次のチップセットのサポート機能が追加されました。

Intel Shared Code バージョン 3.1.9 を統合するための ixgbe ドライバ

Intel Shared Code バージョン 3.1.9 では、次の新しいデバイスがサポートされます。

bge ネットワークドライバでの Broadcom のサポート

bge ドライバは、Broadcom 5718、5764、および 5785 ネットワークデバイスを使用するシステムをサポートするようになりました。

x86: 完全バッファー型 DIMM のアイドル時の消費電力の機能拡張

このリリースでは、CPU のアイドル時にさらなる省電力化を図るために、Intel 5000/7000 MCH (Memory Controller Hub) チップセットがサポートされるようになりました。この機能により、サポートされているチップセットで 1G バイトにつき最大 1 ワットの節電ができ、結果として光熱費が安くなります。Oracle の Sun Fire x4450、Sun Fire x4150、および Sun Fire x6250 サーバーには、Intel 5000/7000 MCH チップセットが搭載されています。Intel 5000/7000 MCH チップセットが搭載された他のシステムでも、同様の省電力効果が得られます。