Oracle Solaris 10 9/10 インストールガイド (ネットワークインストール)

作業マップ: WAN ブートによるクライアントのインストール

次の表では、クライアントのインストールを WAN 経由で実行するために必要な作業の一覧を示しています。

表 13–1 作業マップ: WAN ブートインストールの実行

作業 

説明 

参照先 

WAN ブートインストールを行うためにネットワークを準備します。 

WAN ブートインストールの実行に必要なサーバーとファイルを設定します。 

第 12 章WAN ブート によるインストール (作業)

クライアントの OBP に net デバイス別名が正しく設定されていることを確認します。

devalias コマンドを使って、net デバイス別名に 1 次ネットワークインタフェースが設定されていることを確認します。

「クライアント OBP の net デバイス別名を確認する方法」

クライアントにキーを提供します。 

OBP の変数を設定するか、インストール時にキーの値を入力することで、クライアントにキーを提供します。 

この作業は、セキュリティー保護されたインストール構成に必要です。セキュリティー保護されていないインストールで、データの完全性をチェックする場合は、この作業を実行して HMAC SHA1 ハッシュキーをクライアントに提供します。 

「クライアントに対するキーのインストール」

クライアントに対して広域ネットワーク経由でインストールを実行します。 

適切な方法を選択してクライアントのインストールを実行します。 

「自動 WAN ブートインストールを実行する方法」

「対話式 WAN ブートインストールを実行する方法」

「DHCP サーバーを使って WAN ブートインストールを実行する方法」

「ローカルの CD メディアを使って WAN ブートインストールを実行する方法」