analyze_patches スクリプトを実行するには、インストール済みシステムと Solaris Operating System DVD、Solaris SOFTWARE CD、またはネットワークインストールイメージに、NFS またはローカルでマウントされたメディアを通してスクリプトからアクセスできることが必要です。
Misc ディレクトリに移動します。
この例では、イメージはローカルにマウントされたメディア上にあります。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_10/Misc |
analyze_patches スクリプトを実行します。
# ./analyze_patches -R rootdir -N netdir -D databasedir |
rootdir は、インストールされたシステムのルートです。デフォルトは / です。
netdir は、インストールする OS イメージのルートへのパスです。デフォルトは /cdrom/cdrom0 です。netdir は、Solaris_10 ディレクトリを含んでいるディレクトリのパスです。NFS マウントポイントから patch_analyzer を実行している場合は、このオプションを使用する必要があります。
OS イメージ内の Misc/ ディレクトリ以外のディレクトリからスクリプトを呼び出すと、プログラムはパッチの解析に使用するデータベースを見つけることができません。-D オプションを使用して、データベースへのパスを指定してください。このデータベースは OS イメージの Solaris_10 /Misc/database に置かれています。このデータベースを使用しなければ、スクリプトは正しく動作しません。