プローブ関数と比較関数の例は次のディレクトリにも入っています。
Solaris ソフトウェアがインストールされたシステムの /usr/sbin/install.d/chkprobe
Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD 上の /Solaris_10/Tools/Boot/usr/sbin/install.d/chkprobe
次の custom_probes ファイルには、TCX グラフィックスカードがあるかどうかをテストするプローブおよび比較関数が含まれます。
#!/bin/sh # # custom_probe script to test for the presence of a TCX graphics card. # # # PROBE FUNCTIONS # probe_tcx() { SI_TCX=`modinfo | grep tcx | nawk '{print $6}'` export SI_TCX } # # COMPARISON FUNCTIONS # cmp_tcx() { probe_tcx if [ "X${SI_TCX}" = "X${1}" ]; then return 0 else return 1 if } |
次のサンプル rules ファイルは、前の例で定義されているプローブキーワード (tcx) の使用方法を示しています。TCX グラフィックスカードがシステムにインストールされていて検出されると、profile_tcx が実行されます。そうでない場合は、profile が実行されます。
プローブキーワードは、rules ファイルの最初、またはその近くに指定してください。これは、そのプローブキーワードに依存する可能性のあるほかのルールキーワードよりも先に読み取られて実行されるようにするためです。
probe tcx tcx tcx - profile_tcx - any any - profile - |