レプリカ間の即時同期が重要でない場合は、ネットワークの利用率が低い時間にレプリケーションをスケジュールできます。ネットワークを多く利用できるほど、データのレプリケーションが大幅に速く完了するはずです。
日または週単位で、1 日の特定の時間にレプリケーションを開始および終了するようにスケジュールできます。これは、レプリケーションアグリーメントによって、コンシューマごとに個別に実行できます。新しいスケジュールはただちに有効になり、対応するコンシューマに対する次回のデータのレプリケーションは、スケジュールと合致する日時になった時点で行われます。
このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。
レプリケーションスケジュールを変更します。
$ dsconf set-repl-agmt-prop -h host -p port suffix-DN \ host:port repl-schedule:value |
たとえば、レプリケーションを毎晩 2:00 から 4:00 までの間に行うように設定する場合、次のように入力します。
$ dsconf set-repl-agmt-prop -h host2 -p 1389 dc=example,dc=com host1:1389 \ repl-schedule:"0200-0400 0123456" |
0123456 は曜日を示し、 0 は日曜日、1 は月曜日というように表します。