Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

ProcedureDirectory Proxy Server インスタンスを作成する

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

DSCC を使用して新しいサーバーインスタンスを作成する場合は、既存のサーバーからサーバー設定の一部またはすべてをコピーするよう選択できます。

  1. Directory Proxy Server のインスタンスを作成します。


    $ dpadm create -p port instance-path
    

    たとえば、ディレクトリ /local/dps 内に新しいインスタンスを作成するには、次のコマンドを使用します。


    $ dpadm create -p 2389 /local/dps

    インスタンスのほかのパラメータの指定については、dpadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

  2. 必要に応じてパスワードを入力します。

  3. インスタンスの状況を確認して、インスタンスが作成されていることを確認します。


    $ dpadm info instance-path
    
  4. (省略可能) Directory Proxy Server が Sun JavaTM Enterprise System インストーラまたはネイティブパッケージインストールを使用してインストールされていて、OS がサービス管理ソリューションを提供する場合は、次の表に示すサービスとしてサーバーを管理できます。

    オペレーティングシステム 

    コマンド 

    Solaris 10 

    dpadm enable-service --type SMF instance-path

    Solaris 9 

    dpadm autostart instance-path

    Linux、HP-UX 

    dpadm autostart instance-path

    Windows 

    dpadm enable-service --type WIN_SERVICE instance-path

  5. (省略可能) 次のいずれかの方法で、サーバーインスタンスを登録します。

    • https://localhost:6789 という URL で DSCC にアクセスし、ブラウザインタフェースにログインします。

    • dsccreg add-server コマンドを使用します。

      詳細は、dsccreg(1M) のマニュアルページを参照してください。