Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

最後の認証時間の追跡のポリシー

この節では、パスワードポリシー属性 pwdKeepLastAuthTime(5dsat) の使用について説明します。

pwdKeepLastAuthTime を設定すると、Directory Server はユーザーが認証するたびに、最後にバインドに成功した時間を追跡します。時間は、ユーザーのエントリの pwdLastAuthTime(5dsat) オペレーショナル属性に記録されます。

この操作によって、バインド操作が成功するたびに更新が追加されるため、pwdKeepLastAuthTime 機能はデフォルトで無効にされています。配備でこの機能を使用する場合は、明示的に有効にする必要があります。